実験的豚赤痢におけるテルデカマイシンの効果(短報)
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概要
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テルデカマイシン(TDM)の効果を Serulina hyodysenteriae の実験感染豚を用いて調べた. 予防試験で, TDMを感染前7日目から感染後21日目までの28日間, 飼料に添加し与えた. TDMを5ppm又は10ppm投与した場合, 菌の定着, 臨床症状の発現及び大腸における病変の形成が阻止された. 治療試験では, 粘血下痢便発現後にTDM添加飼料に切り替え, 10日間給与した. TDMを20ppm与えた場合, 症状は改善され, 糞便から菌が消失した.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1995-02-15
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