T細胞免疫応答の誘導における豚腸管マクロファージのアクセサリー細胞活性
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概要
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腸管マクロファージは, MHCクラスII抗原や抗原非特異的マイトジエンに対するT細胞応答を強く増強するが, 卵白アルブミンに対する応答に対しては弱い作用しか示さなかった. しかし分離調製の際, これらのマクロファージでは, 多数の大きな貧食空胞, ライソゾーム, ファゴライソゾームが確認されたので, 貧食は活発に行っているものと思われる. マクロファージでの低い抗原提示能はマクロファージ調製の過程で, 抗原の取り込み, プロセシングの効率が低下したものと考えられる.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1994-12-15
著者
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Stokes Chris
英国ラグフォード獣医研究部
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Bland P
Dep. Veterinary Medicine Bristol Gbr
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Stokes C
Dep. Veterinary Medicine Bristol Gbr
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KAMBARAGE Dominic
英国ラングフォード獣医研究部
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BLAND Paul
英国ラングフォード獣医研究部
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STOKES Chris
英国ラングフォード獣医研究部