イムノペルオキシダーゼ法による牛ウイルス性下痢-粘膜病ウイルス抗原の検出(短報)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
非細胞病原性牛ウイルス性下痢-粘膜病ウイルス持続感染牛血清42検体, および正常牛血清100検体を牛胎子筋肉細胞に接種し, 間接イムノペルオキシダーゼ(IIP)法によるウイルス抗原の検出を実施した結果, 持続感染牛血清はすべて陽性, 健康牛血清はすべて陰性を示し, 干渉法の成績と一致した. また, バフィーコート直接塗抹標本からはIIP法により, 病理組織標本からはABC法によりウイルス抗原が検出され, 短期間の抗原検出に有用と考えられた.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1994-08-15
著者
関連論文
- Haemophilus parasuis血清型2および5の不活化菌体免疫豚での交差防御実験, ならびに二価不活化ワクチンの実験室内および野外試験における評価
- ウシ白血球粘着異常症(BLAD)の発生例について
- 牛ウイルス性下痢ウイルス汚染豚房における牛ウイルス性下痢ウイルス感染試験
- 豚コレラウイルス中和抗体の間接免疫ペルオキシダーゼ法による検出
- イムノペルオキシダーゼ法による牛ウイルス性下痢-粘膜病ウイルス抗原の検出(短報)
- 胎子感染で大きな被害もたらす牛ウイルス性下痢症
- 実用講座 釧路管内の生産農場における新たな衛生指導の取り組み--HACCPの概念の導入による安全な畜産物生産体制の構築に向けて
- 北海道の石狩地区における牛ウイルス性下痢・粘膜病(BVD・MD)ウイルス持続感染牛の疫学調査と分離ウイルスの血清学的性状
- 凍結初乳連続給与による牛ロタウイルス感染症を中心とした下痢症対策について
- 実用講座 北海道上川管内の家畜畜産物生産衛生管理体制の確立に向けた取り組み