豚の性腺刺激ホルモン産生細胞におけるアルカリホスファターゼの電顕細胞化学的局在
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概要
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豚下垂体前葉の性腺刺激ホルモン産生細胞におけるアルカリホスファターゼ(APase)の局在を電顕細胞化学的に検討した. APase活性は性腺刺激ホルモン産生細胞の細胞膜と細胞内小胞に局在した. 細胞膜での活性は細胞膜の外層に散在し, 周囲の性腺刺激ホルモン産生細胞あるいは濾胞細胞と接する部位で強く出現した. APase陽性細胞内小胞はゴルジ装置の周囲や細胞辺縁部に存在した. 陽性小胞のあるものは細胞膜と連続していた. 以上のことより, 性腺刺激ホルモン産生細胞内に存在するAPaseは細胞内で合成され, 細胞膜に移動するものと考えられる.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1994-06-15
著者
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