組換えバキュロウィルスを利用したカイコでのネコインターフェロンの産生(短報)
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概要
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カイコ幼虫の体液中にネコインターフェロンを効率良く生産させることができた(6.5×10^7U/ml). さらに, ネコインターフェロンを2種のアフィニティー担体を用いてほぼ純品にまで精製した. 分子量は約25kDであり, 遺伝子の塩基配列から推定される値(20kD)との差から糖鎖が付加されていると考えられる. また, ネコカリシウィルスに対する抗ウイルス効果がin vitroで認められた.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1992-06-15
著者
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桜井 徹
Basic Research Laboratories Toray Industries Inc.
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矢内 顕
Basic Research Laboratories ,Toray Industries, Inc.
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植田 吉純
東レ株式会社基礎研究所
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桜井 徹
東レ株式会社基礎研究所
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佐藤 昌弘
東レ株式会社基礎研究所
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矢内 顕
東レ株式会社基礎研究所
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植田 吉純
東レ株式会社
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矢内 顕
Basic Research Laboratories Toray Industries Inc.
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矢内 顯
東レ株式会社
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矢内 顕
東レ株式会社
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