精巣上体精子における体細胞染色体連鎖グルコース・6・りん酸脱水素酵素の出現(短報)
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概要
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精巣上体通過中に起こるラット精子のグルコース・6・りん酸脱水素酵素(G6PD)ザイモグラムの変化について, グルコース・6・りん酸(G6P), 及びガラクトース・6・りん酸(Gal-6P)の2種類の基質を用いて調査した. 精巣精子ではG6Pにのみ反応するX-染色体連鎖-G6PDだけが認められたのに対し, 精巣上体尾部精子では, G6P, Gal-6Pのいずれにも親和性を示す体細胞連鎖-G6PDが認められた.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1991-08-15
著者
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