離乳豚における実験的F18^+大腸菌症に対する鶏卵抗体の受動免疫効果
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
F18大腸菌線毛抗原に対する鶏卵抗体の受動免疫能に関して検討した. 離乳豚に1頭当たり1×10^<11>cfuのF18^+大腸菌培養液を3日間連続接種した後, 鶏卵抗体粉末を飼料に配合して10日間給与した. 効果の判定は, 下痢発生率, 糞便からの攻撃菌の検出率及び増体率を対照群のそれと比較することによって行った. その結果, 投与群の下痢発生率及び菌検出率は, 対照群に比較して有意に低下し, また, 有意な増体効果も認められた.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1997-10-25
著者
-
児玉 義勝
(株)ゲン・コーポレーション抗体事業カンパニー ゲン免疫研究所
-
横山 英明
(株)ゲン・コーポレーション免疫研究所
-
橋 智美
(株)ゲン・コーポレーション免疫研究所
-
梅田 浩二
(株)ゲン・コーポレーション免疫研究所
-
Icatlo Faustino
(株)ゲン・コーポレーション免疫研究所
-
黒木 雅彦
(株)ゲン・コーポレーション免疫研究所
-
池森 豊
(株)ゲン・コーポレーション免疫研究所
関連論文
- 株式会社ゲン・コーポレーション抗体事業カンパニー・免疫研究所(中部支部,Branch Spirit)
- 離乳豚における実験的F18^+大腸菌症に対する鶏卵抗体の受動免疫効果
- 子牛の消化管におけるヒドロキシメチルセルロースフタレート含有鶏卵黄抗体の動態
- アフィニテイークロマトグラフイーによる豚毒素原性大腸菌線毛の精製 (短報)
- 鶏卵卵黄抗体(IgY)と感染症予防 (特集 鶏卵の科学とその利用)
- 臨牀研究 プロバイオティクスと卵黄抗体併用のピロリ菌抑制効果について
- 機能性卵黄リベチン(Immunogloblin Yolk : IgY)の高齢者口腔カンジダ症対策の研究 (特集 介護食 : 高齢者の栄養ケア)