子牛の消化管におけるヒドロキシメチルセルロースフタレート含有鶏卵黄抗体の動態
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概要
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2種類の鶏卵黄抗体を用いて消化管における動態試験を行った. ヒドロキシメチルセルロースフタレート(HPMCP)抗体粉末(HAP)とコントロール抗体粉末(CAP)を子牛に経口的に投与し, ELISA法により抗体活性を測定したところ, 投与後2時間目には, CAPおよびHAP投与牛の第4胃における抗体価はそれぞれ128倍と256倍であったが, 4時間目には, 2倍および64倍に低下した. これらの結果から, HPMCPを含む抗体粉末は胃液に対してより抵抗性があり, 小腸でより確実に作用する可能性が示唆された.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1996-04-25
著者
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児玉 義勝
(株)ゲン・コーポレーション抗体事業カンパニー ゲン免疫研究所
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横山 英明
(株)ゲン・コーポレーション免疫研究所
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梅田 浩二
(株)ゲン・コーポレーション免疫研究所
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黒木 雅彦
(株)ゲン・コーポレーション免疫研究所
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池森 豊
(株)ゲン・コーポレーション免疫研究所
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太田 正史
(株)ゲン・コーポレーション免疫研究所
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ペラルタ ロバート
(株)ゲン・コーポレーション免疫研究所
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