(17) マイクロ波散乱計による海洋観測 : その1 実験水槽におけるマイクロ波散乱について
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概要
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マイクロ波散乱計の出力から海面情報を引き出すには,海面におけるマイクロ波の散乱特性を理解することが不可欠である。その散乱メカニズムを解明するための基礎データの収集を目的として,実験水槽においてマイクロ波散乱計による計測を行った。本論文では,そのための実験・解析手法およびマイクロ波散乱計の特性について述べるとともに,実験条件に対して既存の電磁波散乱モデルの適用を試みた。その結果,散乱強度については,その傾向をBragg散乱モデルで説明することができた。また,ドップラーシフトから計算される水平方向の速度は後方散乱体の移動速度を表していることがわかった。[graph]
- 社団法人日本船舶海洋工学会の論文
- 2002-03-10
著者
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