表面粗さと鋳造冠の浮き上がりに関する実験的研究
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概要
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鋳造冠のための支台歯形成を行った歯の表面は, 数ミクロンからの数十ミクロンまでかなりあれた状態になっている. また, 鋳造冠の内面も考えられる程, 滑沢ではないが. これらの『あれ』が適合にも影響を及ぼすことは, 古くからいわれてきたことである. 筆者は寸法精度, 具体的には合着の際の浮き上がりを起こさないで, しかも保持力も増したいという矛盾した条件の妥協点を見出そうと実験を行っている. 間接法の印象採得から鋳造というステップで, かなりあれの状態が変わることがわかり結果も具体的で, 先生方の興味を引くものと思われる. ご一読をお願いしたい.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1986-10-01
著者
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