歯冠用硬質レジンに対する表面滑沢硬化材 : -パーマキュアシステム-について
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概要
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硬質レジンは, 補綴臨床において応用範囲の広い歯科材料ではあるが, 長期観察においてポーセレンと比較すると, 磨耗, 光沢の消失, 着色などの問題点が指摘される. しかしながら, 高分子化学の進歩は, 今後おおいに期待することができ, その進歩が硬質レジン前装冠やジャケット冠そのものの進歩改善に結びつくと考えられ, 将来性のある歯科材料である. GC社より発表された. Perma cure system は従来の硬質レジンの表面にコーティングを施し, 補強しようとする材料であり研磨方法の改変, 応用範囲の広さなどの有効性が認められる. 本研究は, それらの事項について, 基礎的, 臨床的両面より攻究して興味深い報告を行っている.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1983-08-01
著者
-
柳生 嘉博
城西歯科大学歯科補綴学第1講座
-
田端 義雄
城西歯科大学歯科補綴学第二講座
-
沼倉 則正
城西歯科大学歯科補綴学第二講座
-
二反田 淳二
城西歯科大学歯科補綴学第二講座
-
沼倉 則正
城歯大・補綴
-
二宮 牧雄
城歯大・補綴
-
劉 南強
城歯大・補綴
-
二反田 淳二
城西歯科大学補綴学第2講座
-
堀内 孝
城西歯科大学物理学講座
-
堀内 孝
城西歯科大
-
劉 南強
城西歯科大学補綴学第2講座
-
曾 栄裕
城西歯科大学補綴学第2講座
-
二宮 牧雄
城西歯科大学補綴学第2講座
-
田端 義雄
埼玉県開業
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