粉液型光重合リライニング材に関する基礎的研究 : 光重合前の特性について
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概要
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従来からの常温重合型直接リライニング材はより低刺激を指向した非MMA系へ移行する一方,より高く安定した物性を追及したシート型光重合系材料が開発され選択の幅を広げている.われわれはこの両者の長所をあわせ持つ光重合タイプで粉液型のリライニング材の開発に携わり1990年に完成した.本材料は混和初期の良好な流動性と撤去時の変形の少なさを兼備しており,有効な操作余裕は機能的筋圧面形成法であるリモールディングをも可能としている.本研究では近年欧米で開発された同タイプのリライニング材を含む4種を対象に,流動性,永久ひずみ,弾性ひずみについて検討を加えている.
- 1994-02-01
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