磁気位相空間を応用した試作顎運動測定器による下顎運動測定
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
6自由度顎運動測定が診療室で簡便にできれば,歯科臨床は大きく向上すると期待できる.先に,磁気位相空間を応用した上顎6自由度下顎6自由度運動測定器を試作し報告した.本論文ではこの試作測定器を用いて15名の女性被験者の顎運動測定を行い,測定器の操作性を検討し今後の改良点について考察した.また顎運動機能評価の基準の1つである最大開口位について男女間の比較,検討を行った.本研究により6自由度顎運動測定の日常臨床での応用にさらに1歩近づいた.
- 1993-06-01
著者
関連論文
- 3. 咬合接触状態の定量的評価法の確立に関する中間報告(第27回学術大会)
- 顎口腔機能データベースシステムの開発 : 第1報 システムの試作と解析パラメータの検討
- 6自由度運動測定のための磁気空間とセンサコイルについての検討
- 咀嚼運動第4相における臼歯部の咬合関係
- 側方滑走運動時における作業側顆頭の動態 : 第1報 顆頭点の動きからみた解析
- 咀嚼の第4相における6自由度顎運動
- ブラキシズム発現時の咬合接触状態および顎関節隙の変化
- 姿勢の変化や咬合紙の使用がタッピングポイントへ及ぼす影響について
- 咬頭嵌合位における噛みしめ時の臼歯部隣接歯間接触状態の評価
- 磁気位相空間を応用した顎運動測定器の開発 : 第6報 6自由度パラメータの同時測定の検討
- 口腔内用偏心三軸コイルを用いた顎運動測定(一般口演,第40回記念学術大会)
- 交流磁場を用いる6自由度運動測定器の小型・高精度化研究 : 小型三軸コイルの検討(第38回学術大会)
- 2.交流磁場を用いる6自由度運動測定器の小型・高精度化研究 : 小型三軸コイルの検討
- 3.咬合紙検査条件とタッピング運動との関係(一般口演,第37回学術大会)
- 3.咬合紙検査条件とタッピング運動との関係
- チェアサイドにおける6自由度顎運動データによる顎口腔機能評価
- 随意噛みしめ動作を利用したALS患者のための意思伝達装置の開発(第29回例会一般講演抄録)
- 1. 光学方式と磁気方式による顎運動測定(第34回 学術大会)
- 歯の運動の6自由度測定
- 試作測定器による歯の変形測定
- チェアサイド型顎運動測定器の開発
- 6自由度顎運動解析用小型センサに関する研究(一般口演5)(第32回学術大会)
- 6自由度顎運動解析用小型センサに関する研究(一般講演5)
- 小型センサを用いた運動測定器の改良
- 平衡側接触が側方限界運動へ及ぼす影響
- 小臼歯と大臼歯間の隣接関係の計測
- 隣接歯間引き抜き強さ測定装置の改良
- ブラキシズム様運動時の歯の変形
- 磁気位相空間を応用した6自由度顎運動測定による女性被験者についての顎運動機能評価
- 咬筋におけるMuscular soundの検討
- 咬合接解状態の変化が上顎第一大臼歯の運動に及ぼす影響
- クリッキングの音響解析 : クリッキング音の大きさと音響スペクトルとの関係について
- 顎関節雑音を有する顎機能異常者の顎運動解析
- 6自由度顎運動と外側翼突筋下頭活動の同時測定
- 磁気位相空間を応用した試作顎運動測定器による下顎運動測定
- 睡眠時ブラキシズム中の最大咬筋筋活動時の顎位の検討
- 磁気位相空間を応用した上顎6自由度下顎6自由度運動測定器の試作
- 臼歯部インプラントにより咬合挙上を行い前歯部矯正治療を行った1症例
- 口腔内用偏心三軸コイルを用いた顎運動測定