連結固定が歯牙の変位様相に及ぼす影響
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概要
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歯牙は,歯列弓内で個々の歯牙として機能を営むのが本来の姿である.しかし,補綴学の臨床においては,ブリッジ補綴などによって歯牙を連結固定することがしばしばある.そこで,連結固定された歯牙が生理的な状態で機能をし得るのかということが問題となり,本研究はこのことの解明に目的を置くものである. ここでは,この課題を水平面内での歯牙の変位という観点からとらえ,臼歯部での片側程度のブリッジでは特に障害が起こることはないとの結論を得ている.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1993-02-01
著者
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