顎顔面形態が咬合力と咀嚼筋筋放電活動におよぼす影響について : IV-2 Short face群の垂直方向クレンチング時の筋活動量
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
顎顔面領域における形態と咀咽,嘆下,下顎運動および咬合力などの顎機能活動との関連性について,多くの報告が行われてきた.しかし,これらの大部分は,顎顔面領域の形態を適確に分類し,かつ,被検者間における顎機能の指標などを明確に規定したものではない.そこで本研究では,竹内に引き続きShortface群に分類された健常有歯顎者男性11名を用いて,垂直方向クレンチング時の咀咽筋筋活動量と顎顔面形態および咬合力との関連性の有無について検討し,さらにNormalface群の咀咽筋筋活動量との比較検討し,咀咽筋筋放電活動様相を指標として顎機能活動の検討を行うには,顎顔面形態へ配慮する必要性が示唆された.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1992-08-01
著者
関連論文
- 義歯用チューインガムの付着性に関する研究 : 第1報 咀嚼時間の相違による影響
- 1-2-25. ニッケルクロム合金鋳造冠合着後の経月的電極電位変動 (第74回日本補綴歯科学会学術大会講演要旨)
- 形態美と機能美の両者を追求した有床義歯前歯唇側歯肉形成・レジン置換法 : 第2報臨床手技について
- 審美的無歯顎補綴の垂直的顎間関係決定時における顔面計測法について : 第11報Bruno法,McGee法およびWillis法に性差と顔形差が及ぼす影響について
- 唾液の粘性に関する基礎的検討 : 維持との関連性について
- 16. 調音機能と補綴物の関係 : I. 実験的口蓋床が発声と表情筋EMGに及ぼす影響
- 非貴金属鋳造冠の経月的電位変動
- 1-2-1. 調整過程における総義歯の3次元的寸法変化 : 第1報 人工歯の位置ならびに義歯床表面の形状について
- 歯肉整形を伴う審美修復を行った症例
- 顎顔面形態が咬合力と咀嚼筋筋放電活動におよぼす影響について : IV-2 Short face群の垂直方向クレンチング時の筋活動量
- 生物学的審美補綴法 BTAテクニックで歯肉ラインを整える(1)BTAテクニックとは何か
- 歯肉ラインを整える審美補綴法(BTAテクニック)の開発
- A clinical study of new dental resin. Part 2 Evaluation of wear resistance.
- 義歯床下負担圧測定システムで用いるセンサの出力特性に関する基礎的研究