咬筋の機能特性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
歯科補綴学の分野では, 表面電極による筋電図や咬合力を測定して全体としての顎口腔系の機能状態を評価しようとすることが多い. 一方口腔生理学など基礎的立場からの研究は, 運動単位など系を構成する各要素や要素と要素の関係についての詳細に検討したものが多い. これら2つの立場から得られた知見の間には, 大きなギャップが存在し, 基礎的立場から得られた多くの研究成果を日常の診療に活かしきるまでには至っていない. 本研究は, ヒト咬筋の運動単位レベルにおける電気的活動と機械的収縮特性について明らかにしたもので, 上記のギャップを少しでも埋めようと意図したものである.
- 日本補綴歯科学会の論文
- 1987-06-01
著者
関連論文
- 咬筋におけるMuscular soundの検討
- 3. 顎機能異常の症状と咬合治療
- 歯のGuideと顎機能
- 運動単位からみた咬筋筋活動
- 咬筋の機能特性
- 全運動軸の定義について
- ディジタル方式による下顎運動測定
- 筋電図の回帰曲線分析による咀嚼機能解析法についての検討
- 2-1-20. 咬筋の機能特性(第77回日本補綴歯科学会学術大会講演要旨)