前ろう着法による陶材焼付金属冠ブリッジの技工操作過程における変位
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概要
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陶材焼付金属冠ブリッジは,審美性に優れているので,前歯は勿論小臼歯,大臼歯部にまで広く応用されている。しかし,ユニット数の多いブリッジ,特に犬歯を越え小臼歯部までにおよぶブリッジではその適合性が臨床上大きな問題となっている。本研究は,臨床的にも症例の多い,上顎左右中切歯および側切歯欠損に対し犬歯と第1小臼歯とを陶材焼付金属冠による支台装置として,前ろう着法により8ユニットのブリッジを製作する過程のうち,ろう着のための位置の確定からグレージングまでの技工操作の全過程中に生じる変位を計測し,変位の発現時期,量,方向について検討し,どの過程で最も注意を払うべきかにっいて明らかにしたものである。
- 日本補綴歯科学会の論文
- 1985-06-01
著者
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