企業における意匠調査と意匠登録出願の実態と問題点 : 製造業を対象とするアンケート分析(3)
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概要
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本研究は,デザイン学研究Vol.47 No.6 2001で発表した論文の続稿であり,意匠調査と意匠出願の実態,並びに問題点などについて,8業態の戦略的特性が明らかになった。1. 意匠調査は,電気機器業態に続いて機械業態が,デザインプロセスの初期段階から入念に行っている。2. 意匠調査の問題点は,意匠類批判定基準が不明確なこと,続いて意匠調査資料の検索である。3.意匠登録出願し権利化したデザインを活用しようとするデザイナー意識も組織風土も希薄な実態がある。4.意匠登録出願の問題点は,商品ライフサイクルの短縮化による投資効率の悪化と有効な意匠登録出願施策の不足である。
- 日本デザイン学会の論文
- 2003-07-31
著者
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