企業における戦略的意匠権管理 : 製造業を対象とするアンケート分析(1)
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概要
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本研究は, 国内製造業を対象とするアンケート調査結果を分析, 考察することにより, 企業における意匠権管理の業態別の戦略特性を明らかにすることを目的としている。本研究によって, 意匠権管理に関する8業態の基本的な考え方と戦略特性の違いが明らかになった。1.意匠権管理に強い関心を抱いている業態は, 電気機器, 輸送用機器, 精密機器の3業態である。2.電気機器業態は, 意匠権管理を重要視する企業とそうでない企業とに二極化している。3.機械業態は, 重厚長大産業として, 意匠権管理よりも技術志向の強い実態があることが窺われる。4.繊維業態は意匠権管理が必ずしも重要とは思われず, また, 建設と窯業の2業態は各3社による三社三様の回答である。
- 日本デザイン学会の論文
- 2001-03-31
著者
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