血液透析患者における脳腫瘍摘出術と周術期管理 : 聴神経腫瘍の1手術例について
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概要
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8年に及ぶ血液透析歴をもつ73歳の男性に対し,聴神経腫瘍の摘出術を行った.nafamostatmesilate(FUT)を使用しながら,血液透析を連日,緩徐に行い,またSwan-Ganz catheterにより循環動態の変化を逐時把握することにより,良好な結果を得た.透析患者の脳腫瘍摘出術につき,自験例および報告例を検討し,周術期管理上の要点を述べた.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 1996-01-20
著者
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田辺 秀幸
仁厚医学研究所児島中央病院外科
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木村 知一郎
児島中央病院脳神経外科
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古谷 保
児島中央病院脳神経外科
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木村 知一郎
仁厚医学研究所児島中央病院脳神経外科
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古谷 保
仁厚医学研究所児島中央病院脳神経外科
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鬼一 有宏
仁厚医学研究所児島中央病院麻酔科
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鈴木 敏夫
仁厚医学研究所児島中央病院内科
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