内頸動脈瘤の手術 : 内頚動脈後交通動脈分岐部動脈瘤および内頸動脈前脈絡動脈分岐部動脈瘤の手術手技(<特集>脳動脈瘤手術のコツ)

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概要

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内頸動脈瘤のうち最も頻良が高く,脳神経外利手術の基本的手技と思われる内頸動脈後交通動脈分岐部動脈瘤および内頸動脈前脈絡動脈分岐部動脈瘤の手術法について,294例の手術経験から,反省例を基にその基本的手技について述べた.内頸動脈は頭蓋内動脈中最も内圧が高く,動脈瘤の術中破裂をきたした場合,手術はhazardになる危険があり,まず最初に動脈瘤proximalでの親動脈の確保が必要である.また後交通動脈,前脈絡動脈,穿通枝の温存と,動脈瘤柄の必要にして十分なclippingを行わねばならず,手術approachの工夫,temporary clipの駆使,動脈瘤クリップの選択など,十分な手術訓練が必要である.
日本脳神経外科コングレスの論文
1992-10-20

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