Megadolichobasilar anomalyに合併した末梢性後下小脳動脈瘤
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概要
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脳動脈瘤の0.5%以下とされる末梢性後下小脳動脈瘤が,剖検での発見率が約1.5%といわれるmegadolichobasi1ar anomalyに合併した症例の報告である.昏睡状態で搬入された71歳の女性に,CTスキャンでクモ膜下出血が,椎骨動脈撮影で左後下小脳動脈(choroidal point )に動脈瘤が認められた.入院後16日目にneck clippingを施行した.動脈瘤はtrue saccular aneurysmであった.いったんはJCSの10のレベルにまで回復した(この時左動眼神経麻癖がみられた)が,後術73日目に呼吸不全を起こして死亡した.この稀な末相性後下小脳動脈瘤の症例を呈示し,megadolichobasilar anomalyとの関連について考察を加える.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 1992-02-20
著者
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新島 京
国立循環器病センター脳血管外科
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米川 泰弘
国立循環器病センター脳血管外科
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新島 京
マウントサイナイ医科大学脳神経外科
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Malis Leonard
マウントサイナイ医科大学脳神経外科
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Ko Kathryn
マウントサイナイ医科大学脳神経外科
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