4) 當麻寺草創と金堂との研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿は大和當麻寺の草創を究め、現存金堂を建築學的に考察した。著者等の當麻寺研究の第一報で、(1)は其草創を「縁起」「釋書」其他の記載により闡明し、(2)其前身たる萬法藏院の所在を文献により、また現地に就いて探究し、之れを大阪府南河内郡山田村に索めて、從來「縁起」または「縁起」に據つた交野郡山田郷説を否定し、(3)更らに其伽藍規模を稽へて寺地の地盤變革に及び、(4)金堂に關する新事實を記録批判して、從來鎌倉時代と推定せられた其再建年代に疑問符を附した。
- 1935-04-29
著者
関連論文
- 長〓壁に就いて
- 桂離宮の建築に就て
- 4) 當麻寺草創と金堂との研究
- 「中右記」を基線としての法界寺研究
- 39) 堅固なる日本壁に就て
- 長〓壁に就いて
- 9) 豊榮寺藥師堂に就て
- 豊樂寺藥師堂に就て
- 39) 九躰阿彌陀堂に就て