ビットマップ場:完全な直接操作インタフェース (<特集>インタラクティブシステムとソフトウェア)
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概要
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完全な直接操作インタフェースを実現するための新しい構築モデルとして,ビットマップ場の概念を提案する.従来の構築法では,1.描画対象に与えられた構造が存在する,2.画面上の情報のアクセスに制限がある,3.ユーザが扱う部品の再利用性が低い,などの問題点が存在した.ビットマップ場は,ユーザとアプリケーションとで全ての情報を共有する空間である.アプリケーションはビットマップ場の情報とユーザのイベントに対応して動作し,ビットマップ場を更新する.この方法により全ての情報がユーザとアプリケーションに見え,自由に操作することが可能である.描画ツールやプッシュボタンなどのユーザインタフェースがこのモデルの上で容易に構築できる.
- 日本ソフトウェア科学会の論文
- 1994-11-15
著者
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