意味表現の階層に基づく自然言語生成システム (<特集>自然言語処理における統合)
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概要
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多くの生成システムでは,プランニング部と表層文生成部との間で中間構造を介して情報の伝達を行う.生成処理が多様化するにつれて複雑になる中間構造を,簡潔に記述するために,五つの階層からなる意味表現を導入した.各階層は文の統語的な階層構造を反映したものであり,統語的な制約を自然な形で意味の階層の中に埋め込むことにより,統語的な制約と意味的,文脈的な制約を統合している.意味表現の階層を用いることにより,多様な従属節の接続表現の違いや提題の「は」の役割を,記述する階層の違いとして自然に明示することができる.
- 日本ソフトウェア科学会の論文
- 1991-11-15
著者
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