High position BA-SCA aneurysmに対するcranio-orbital Dolenc's approachの有用性
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概要
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遠位脳底動脈瘤に対するアプローチとしてはDrakeらのsub-temporal approachとYasargilらのpterional approachが一般的である. しかし高位のものや大きいものに対しては対処しにくく, 頭蓋底外科を応用したさまざまなアプローチが提唱されている. 今回われわれはpterional approachではclippingしえなかった比較的大きな高位脳底動脈上小脳動脈分岐部動脈瘤(BA-SCA aneurysm)に対して, cranio-orbital craniotomyとcombined epi- and subdural direct approach(Dolenc's approach)を組み合わせることによりclipping可能となった症例を経験したので文献的考察を加え報告する. 症例 患者:48歳 女性. 主訴:頭痛, 嘔吐. 既往歴:高血圧症にて内服中. 現病歴:2002年4月22日夕方, 突然激しい頭痛と嘔吐が出現した. その後も頭痛が続くため4月25日当科外来受診. 入院時現症:意識清明, 神経学的異常所見なし.
- 日本脳卒中の外科学会の論文
- 2004-07-31
著者
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芝本 和則
医療法人穂翔会村田病院脳神経外科
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村田 高穂
医療法人穂翔会村田病院 脳神経外科
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村田 高穂
穂翔会村田病院脳神経外科
-
鶴野 卓史
医療法人穂翔会村田病院脳神経外科
-
岡田 由実子
医療法人穂翔会村田病院脳神経外科
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下竹 克美
医療法人穂翔会村田病院脳神経外科
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岡田 由実子
穂翔会村田病院脳神経外科
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下竹 克美
穂翔会村田病院リハビリテーション科
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鶴野 卓史
八尾徳洲会総合病院脳神経外科
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村田 高穂
医療法人穂翔会 村田病院 脳神経外科
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