1C05 研究開発活動の行動科学分析
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概要
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本研究は、科学技術庁振興調査費による「R&Dマネジメント総合研究」(平成3年度〜7年度)の一環として実施された「R&Dマネジメント・ツールの試行評価」において行なわれた調査に基づいている。本研究は、企業内研究開発プロセスにおける活動の内容を分類し、活動内容の変化と成果との関係を明らかにすることを目的とし、また企業内研究開発の調査に、行動科学的アプローチを提唱しようとするものである。本研究では、一定のテーマにかかわる特定の研究者に対する、継続的かつ密着的な行動研究により、研究テーマの性質と、そこに見られる研究プロセスの特徴を明らかにし、研究開発パターンを分類した。これによって、効率的な研究開発の進め方が、研究テーマの性質に即して示唆され得るようになるかも知れない。事例の数が余りにも少なく、一般化への距離は未だ遠く隔ってはいるが、適切な演繹によって、正しい因果の連鎖が導かれれば、研究開発活動を効率化するためのマネジメントは、意外にも早く実現されるかも知れない。以下では、本研究の要点を整理しておくことにしよう。
- 研究・技術計画学会の論文
- 1999-11-01
著者
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