北部フィリピンの天水田における稲の根系発達と窒素利用効率に及ぼす前作インジゴとトウモロコシの影響
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概要
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フィリピン・ルソン島北部の天水田では乾期の換金作物作への余剰施肥窒素に由来する硝酸溶脱による地下水汚染が問題となっている.そこで乾期-雨期遷移期に残存土壌窒素を吸収させる目的でインジゴとトウモロコシを作付けた場合のこれらの作物の根系生育を調査するとともに, 後作の雨期作イネの根の生育と窒素利用効率に及ぼす影響を休閑体系と比較した.その結果インジゴとトウモロコシは深い根系を持つことにより残存土壌窒素吸収作物として有望であり, また後作のイネの根の生育と窒素利用効率の向上にも効果があることが明らかとなった.
- 日本熱帯農業学会の論文
- 2000-03-01
著者
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近藤 始彦
中央農業総合研究センター
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近藤 始彦
中央農研
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Aragones Darryl
国際稲研究所
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近藤 始彦
国際稲研究所
-
SHRESTHA Raj
国際稲研究所
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LADHA Jagdish
国際稲研究所
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