高速・高階調密着型リニアセンサ : BASISマルチチップコンタクトセンサ(<論文小特集>リニアセンサ技術)
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概要
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増幅型フォトセンサであるBASIS(Base-Stored Image Sensor)を用いてMCCS(Multi-Chip Contact Sensor)を開発した.増幅型フォトセンサで問題となるFPN(Fixed Pattern Noise : 固定パタンノイズ)を低減するため, 暗時出力をリファレンスとするFPN補正回路の内蔵および, マルチチップ固有のFPNであるチップ間のオフセットを減少させるためのクランプ回路の内蔵によりチップ内FPN10mV, チップ間FPN5mVとすることができ, 暗時ノイズレベル15mVを達成することができた.また, 高駆動能力のオペアンプを内蔵することにより2MHz/bの高速動作が可能となり, コンタクト型リニアセンサにおいてS/N, 速度ともに高水準の性能を引き出すことに成功した.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1993-09-20
著者
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小出 能男
キヤノン
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菊池 伸
キヤノン株式会社半導体設計部
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小出 能男
キヤノン株式会社半導体設計部
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菊池 伸
キヤノン
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菊池 伸
キヤノン株式会社デバイス開発本部
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菊池 伸
キヤノン株式会社 デバイス開発本部
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