ビジコン形母形管を用いた高速度プリンター
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概要
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テレビジョン技術を応用したコンパクトな高速度現字装置を開発した.これは撮像管のひとつであるビジコンを母体とし, その中に母形電極を封入して文字信号発生管(母形管)を作り, 入力信号に応じ電子ビームの走査により母形管からとり出した映像信号は, 増幅補正のあと静電印刷管で再現し印刷する.印刷速度は掃引周波数の選び方によっても異なるが, 実用的には50,000字/分が可能である.用途面については, データ伝送の端末機器あるいは電子計算機の出力装置が期待できる.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1966-09-01