高速度カメラ用像変換管
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概要
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火花, プラズマ現象などの放電現象や火薬の燃焼および物体の破壊などを記録撮影するために, 近年高速度カメラが開発されている。これには機械的構造のものと電気的シャッターによるものとがあるが, ここで述べる像変換管はシャッター格子を持ったもので, 後者に使用されるものである。この像変換管は従来のものと異なった偏向系を有し, 映像を円形状に偏向したり, 1方向に偏向できるような構造となっている。また, 光電陰極には透明導電膜を形成し, パルス的に光電子を取り出した場合の光電陰極面電位の均一性を保持し, 映像のひずみを防止する。本試作管では後段加速電極をへリカル方式とし, 加速比を大きくするとともに, 映像のひずみを少なくするようにしている。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1964-07-01
著者
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