音声副搬送波方式による標準テレビジョンデータ多重放送
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概要
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地上テレビジョン放送は, 全国津々浦々まで普及し国民生活に密着し, 日常生活に必要不可欠な情報を提供し発展してきた.地上テレビジョン放送においても既存放送波に多重するデータ放送の伝送路を用いることによって, 地上データ放送を実現することが技術的に可能となっている.郵政省では, 1995年11月に電気通信技術審議会に地上データ放送の技術的条件を諮問し, 1996年11月に音声副搬送波を利用した伝送路による地上データ彼送の技術的条件が答申された.さらにこれに先立ち1996年2月にテレビ朝日により実験局が開局され, 審議に寄与することになった.本稿ではその答申に至る検討の視点, 送出装置, 各種実験結果の概要を述べる.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1997-09-20
著者
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鈴木 直道
株式会社シグマ・リンクス
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笹野 耕治
全国朝日放送(株)マルチメディア局メディア業務部
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渡辺 克也
郵政省 放送行政局 技術政策課
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田中 正克
Nhk技術局 送信技術センター
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田中 隆
エル・エス・アイ・ジャパン株式会社
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江部 尚孝
株式会社東芝 映像技術第一部
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田中 崇之
NHK技術局 送信技術センター
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杉本 邦男
エル・エス・アイ・ジャパン株式会社
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大竹 桂一
松下電器産業株式会社 テレビ事業部
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鈴木 直道
株式会社シバソク 筑波事業所
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笹野 耕治
全国朝日放送株式会社技術局技術開発センター
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田中 隆
エル・エス・アイジャパン株式会社
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笹野 耕治
全国朝日放送
-
大竹 桂一
松下電器産業
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田中 隆
エル・エス・アイジャパン(株)
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