輝度情報と色情報を用いた領域分割法
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概要
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近年、画像領域分割は画像処理分野のみならず画像圧縮分野においても注目されている。画像内のオブジェクトの自動抽出は、画像のコンテントによる検索、編集あるいは、画像圧縮の際の主観的な画質の向上に有用である。今回、我々は輝度情報と色情報を有機的に用いることにより、従来より主観的により良い領域分割結果を得たのでここに報告する。輝度情報を用いた領域分割では、Morphlogicalオペレータを使用した。これは、画像内のエッジを保存しつつ、平坦領域を生成するため画像の簡単化に有効である。また、色情報を使用した領域分割では、色空間としてHSV色空間を採用した。この空間上で2色間の距離を定義した。実験として、MPEG4の評価画像である"AKIYO"と"FOREMAN"の最初のフレームを使用して我々のアルゴリズムの有効性を示した。
- 1997-10-09
著者
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