垂直記録対応ハイブリッド記録膜の記録再生特性の数値解析
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概要
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垂直磁気記録の実用化には媒体雑音の低減化が必須である。そのためには媒体の高角形化が有効と考えられているが、それだけでは逆に高密度領域での雑音を増大させる原因となる。それを解決する一つの方法として粒子間に交換相互作用を有する膜と、交換相互作用を持たない膜を積層したハイブリッド膜の提案を行った。その記録再生特性を計算機シュミレーションにより求めた結果、800kFCI以上の高密度領域まで飽和記録状態を保ち、かつ優れたS/N特性を有することが明らかとなった。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 2000-11-15
著者
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吉田 和悦
工学院大学
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二本 正昭
株式会社日立製作所中央研究所
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二本 正昭
日立製作所中央研究所
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平山 義幸
日立製作所 中央研究所
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平山 義幸
日立中研
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平山 義幸
(株)日立製作所 研究開発本部 ストレージテクノロジー研究センタ
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平山 義幸
日立製作所中央研究所
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平山 義幸
日立
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