デジタル放送の今後(チュートリアル)
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概要
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2000年からBSデジタル放送が始まる。わが国のBSデジタル放送は、国際的に割り当てられた8チャンネルの電波を用いて行われており、現在はこのうち4チャンネルの電波でアナログ放送が行われている。2000年からは残りの4チャンネルの電波を用いてデジタル方式の放送が始まる。既に、放送事業者の割当が決まっており、放送に向けて着々と準備が進められている。BSデジタル放送では1チャンネルの電波でハイビジョン2番組を放送することを基本とする。また、映像・音声に加えて、文字や図形、静止画やコンピュータデータなど各種の情報データも放送することが予定されている。このようなデータを活用することにより、様々な新しい機能をもつ放送サービスが可能となる。例えば、いつでも最新のニュースや天気予報が見られたり、番組に関する詳しい情報を表示したりすることもできる。高画質なハイビジョン放送をベースに各種データ放送サービスを取り込んだBSデジタル放送は、21世紀のマルチメディア放送にふさわしいものになるでしょう。ここでは、下記の内容で、BSデジタル放送についてチュートリアルな解説を行う。なお、地上デジタル放送については、今回は触れず、別の機会に譲ることとする。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1999-09-16
著者
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