2周波駆動高分子分散型液晶素子 : 双安定な表示特性
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概要
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2周波駆動液晶を用いた双安定型PDLCについて、その駆動特性の改善を検討した。2.5kHz/100V/50%/duty/>0.25sの矩形波電圧印加/除去により、素子表示部が透明状態に維持される。次に、100kHz/80V/50%duty/0.5sの矩形波電圧印加/除去により散乱状態にスイッチする。引き続く同様の高周波印加により光透過性が駆動前の初期状態に復帰する。この双安定スイッチ特性には特定のポリマ種及び基板配向処理条件が大きく影響していると思われる。また、透過型及び反射型の表示素子を試作し駆動状態を評価した。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1999-03-05
著者
-
大山 淳史
キヤノン中央研究所
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江口 健
キヤノン(株)中央研究所・機能材料研究部
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松田 宏
キャノン・中研
-
大山 淳史
キヤノン株式会社 中央研究所 機能材料研究部
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松田 宏
キヤノン株式会社 中央研究所 機能材料研究部
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江口 健
キヤノン株式会社 中央研究所 機能材料研究部
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