動領域抽出に関する一方法(折り畳み走査過程をともなう動領域抽出アルゴリズム) : 画像通信システム
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概要
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TV電話への適用を目的とした,人物抽出処理について検討した.ここで提案する方法は2フレ-ム間の輝度信号を差分処理して,切れ目のない領域輪郭を形成した後,3×3の画素サイズのウインドウ内において領域塗りつぶし処理とウインドウ移動位置の探索を行う.ウインドウは4方向に移動可能な折り畳み走査経路に沿って移動させ,効率的な領域抽出を行う.本処理法は連続フレ-ム間からの動領域抽出および背景との差分からの動領域抽出のいずれにも適用でき,処理結果は良好な人物抽出を実現している.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1992-06-19
著者
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酒井 洋
Nttヒューマンインタフェース研究所
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酒井 洋
Ntt
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滝田 久美
NTTヒューマンインタフェース研究所
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中村 能章
NTTヒューマンインタフェース研究所
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中村 能章
Ntt ヒューマンインタフェース研
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滝田 久美
Ntt ヒューマンインタフェース研
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