「FM音声記録再生装置に適したディジタル信号処理手法」 : コンシューマエレクトロニクス
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概要
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ノイズリダクションとFM変復調を用いて媒体に音声信号をアナログ記録再生するシステムの、ディジタル化による音質向上手法について述べている.ノイズリダクションでは、ディジタル化によって約100dBにわたる圧縮・伸張リニアリティを実現し、更に、人力信号の性質に応じてアダプティブに時定数が変化するレベル検出方式を採用して動特性を改善している。FM復調にはtan^<-1>型の復調方式^<[1][2]>を採用し理想復調を行なっている。パンドパスフィルタは直線位相FIR構成とし、位相回りによる復調歪を完全に排除している。また、オーディオ信号帯をR F信号帯に近い標本化周波数で処理することによって、高精度なノイズリダクションの実現と、システム構成をシンプルにすることを、両立させている。更に、バンドパスフィルタを1チップ化するためにノイズシェイピングを用いてフィルタ回路を小規模で実現している。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1990-07-19
著者
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林 克彦
松下電器産業株式会社avc商品開発研究所
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林 克彦
松下電器産業株式会社オーディオ・ビデオ研究所
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一ツ町 修三
松下電器産業株式会社オーディオ・ビデオ研究所
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水口 信明
松下電器産業株式会社オーディオ・ビデオ研究所
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