共役直径の性質を用いた楕円パターンの抽出法
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概要
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共役直径の性質を用いた楕円パターンの効率的な検出法を提案した.提案した方法は, 中心検出アルゴリズム(CDA)と形状検出アルゴリズム(FDA)とから構成されている.CDAは楕円の性質, すなわち中心対称の画素は逆方向の接線の組を持つという性質を利用している.FDAは楕円の共役直径の性質を使用している.楕円の軸の傾斜角θは2組の共役直径を用いることにより計算することができる.そして長軸半径と短軸半径とを楕円の画素の座標から求めることができる.提案したアルゴリズムをいくつかのサンプル画像に適用し, 各方法の特性を比較した.提案するアルゴリズムを使用することにより, 複雑な線画像から楕円パターンを安定に抽出でき, また欠けのある図形からも正確に楕円検出が可能であることが示された.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1992-11-20
著者
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