ネマティックーコレステリック相転移液晶を用いた100万画素フルカラー投影装置(<論文特集>ディスプレイJapan Display'92を中心として)
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概要
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ネマティックーコレステリック相転移(NCPT)型液晶を用いた, 単板式100万画素フルカラー投写型電子OHPを開発した.電界誘起によるヒステリシス効果を利用するため表示容量に制限がなく, また光の透過・散乱を用いるため偏光板が不必要となった.900万面素モノクロNCPT型液晶パネル外部に印刷法により形成したストライプ状カラーフィルタを配置, カラーでの1画素を赤, 緑, 青3色から成る, 9画素色マトリクス構成とし面積階調によりフルカラーを実現した.パーソナルコンピュータとの接続により100万画素のデータを瞬時に表示可能とした.また, ICメモリーカードにデータを保存, 随時表示可能なオフライン方式も導入し, より安定したフルカラー静止画像を実現した.コントラスト比は5 : 1,アドレス時間は1ライン当たり2.2msであった.
- 1993-05-20
著者
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