姫路中継局における回り込みキャンセラを用いたSFN中継実験(次世代テレビ方式および一般)
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概要
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地上デジタル放送において,放送波中継により単一周波数ネットワーク(SFN:Single Frequency Network)を構築する場合,中継局の送信信号が自局の受信アンテナヘ回り込み,中継信号品質の劣化や発振を引き起こす問題が存在する.そこで筆者らは,この回り込みを抑圧するキャンセラを試作し,それを用いて通信・放送機構の近畿地上デジタル放送研究開発支援センターの姫路中継局において実験を行った.その結果,多数かつ長遅延の回り込み波が存在する環境下で,1)親局波の受信電力(D)よりも回り込み波の受信電力(U)が大きい状態でも安定して抑圧できること,2)D/U=0dBでのビット誤り率7×10^<-3>に対する所要C/N劣化を1dB以下に抑えられること,を確認したので報告する.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 2003-03-24
著者
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林 健一郎
松下電器産業株式会社映像音響情報研究所
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河合 慶士
松下電器産業株式会社
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國枝 賢徳
松下電器産業株式会社
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四方 英邦
松下電器産業株式会社
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鈴木 一章
松下電器産業株式会社
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小松 正典
松下電器産業株式会社
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楢島 高明
松下電器産業株式会社
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林 健一郎
松下電器産業株式会社
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