速度残効と速度対比のモデル(映像メディアおよび一般インターネット,デジタル放送,マルチメディア,三次元画像,視覚と画質評価,ITS等)
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概要
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速度残効と速度対比に関する実験を行なった。速度残効の実験では,順応刺激の運動方向がテスト刺激と同方向の場合,近く速度は一般に順応速度と共に減少した。しかし知覚速度の増加も同方向条件において見られた。速度対比の実験では,誘導刺激の運動方向がテスト刺激と同方向の場合,誘導速度と共に知覚速度は減少したが,逆方向の場合は,誘導速度と共に知覚速度が増加する傾向が認められた。これらの実験結果の違いは,2種類の時間周波数チャンネルの仮定に基づいたモデルによって説明された。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 2002-01-30
著者
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