ビル後方へ回り込む散乱電磁界の解析(学生若手発表および一般)
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概要
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近年, 移動体通信の発達は著しいものがある. しかし市街地においては, 携帯電話やPHSは基地局の見通し外で使われることが多い. そのため, ビルが林立する市街地における電波伝搬経路を推定することは重要であり, 従来多くの研究成果が報告されている. 本稿では、単独のビルについて, ビル屋上及び側面を経由して反対側の観測点に到達する電波の電界強度について考察している. 解析にはGTDを用い、数値計算により電波伝搬への影響を示した. その結果, ビル側面を経由する回折波の影響は大きく, その様子は垂直・水平偏波ともに大きな差がないことが分かった.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 2002-01-30
著者
-
上田 智也
福岡工業大学情報工学部
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岩重 二郎
福岡工業大学 大学院 工学研究科
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岩重 二郎
福岡工業大学大学院工学研究科
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岩重 二郎
福岡工大
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岩重 二郎
福岡工業大学工学部
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岩重 二郎
福岡工業大学
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井上 直行
福岡工業大学大学院工学研究科
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