ツノロウアカヤドリコバチの生存日数について
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概要
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1. 1961年6∿7月(ツノロウアカヤドリコバチ第1回発生期)および8∿10月(同コバチ第2回発生期)に, 実験室内におけるツノロウアカヤドリコバチの生存日数を調べた.2. ハチミツを給与した場合, 過半数の第1回雌成虫は31∿60日, 第2回雌成虫は61∿90日生存した.雄成虫の生存日数は供試個体数が少ないためはつきりしたことはわからないが, 雌よりやや長いようである.無摂食のツノロウアカヤドリコバチ雌成虫の生存日数は発生期に関係なく3∿4日であつた.3. ツノロウアカヤドリコバチの産卵効果を高めるためには食物の供給が肝要であると考えられた.
- 日本昆虫学会の論文
- 1965-09-30
著者
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