局所的神経磁気刺激における8字型コイルの形状に対する神経線維の興奮特性の変化についてのシミュレーション解析
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概要
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末梢神経線維における8字型コイルを用いた磁気刺激では、コイルの巻数を増やすことにより、誘導電界の強度は大きくなる。しかし、巻数が増えればコイル面積が増加するため、コイルの巻数と誘導電界の強度は比例しない。本研究では、コイルの内径を固定し、外径をコイルの巻数により変化させた場合のコイルの巻数による神経線維の興奮特性の変化についてシミュレーションを用いて解析した。その結果、神経線維と8字型コイルの中心結合部分の電流が神経線維と平行な場合において、コイルの巻数により最も神経を刺激する位置が1箇所から2箇所となった。また垂直な場合において、最も神経を刺激する位置に神経線維が存在する状態では同一神経線維上の2箇所が刺激されることがわかった。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-07-06
著者
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