可換な関数を用いたSD法の改良方式
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概要
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映画, 音楽などのデジタルコンテンツを放送やインターネットあるいはDVDなどで配信する時に著作権を保護するために, 暗号化により不正なユーザは再生できないようにする無効化技術(revocation)が研究されている.Naorらは無効化の方法として, Complete Subtree Method, Subset Difference Methodという2種類の無効化鍵管理方式を提案している.Complete Subtree Methodはデバイスが保持する鍵の個数(デバイス鍵数)が少ないが, メッセージに含まれる鍵数は多くなりメッセージ長が大きい.一方, Subset Difference Methodはデバイス鍵数は大きいが, メッセージ長は短い.本論文では, 可換な落とし戸付き一方向性関数を用いることでSubset Difference Methodのデバイス鍵数を小さく抑えている.
- 2005-12-09
著者
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