学習者の個性に合わせたe-Learning教材の効果(e-LearningとFD支援/一般)
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概要
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学習者それぞれの学習意欲に合ったe-Learning教材で学習することの効果を検討した。学習意欲検査の結果によって2グループに分けられた被験者群を、さらにその意欲のタイプと合う教材で学習する群と合わない教材で学習する群に割り当てて学習させ、成績や学習を放棄(ドロップアウト)する割合を比較した。その結果、テストの得点やドロップアウト数において、自分に合った教材で学習した群が、そうでない群に比べてよい結果を収めた。そのことから、e-Learning学習においても、ひとりひとりの個性を重視した柔軟な教材を用いることの有効性が示唆された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-12-10
著者
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田中 健太
東京工業大学教育工学開発センター
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田中 健太
京大 大学院工学研究科
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金澤 秀知
東京工業大学教育工学開発センター
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新井 哲平
東京工業大学大学院社会理工学研究科人間行動システム専攻
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栄永 道子
東京工業大学大学院社会理工学研究科人間行動システム専攻
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田中 健太
東京工業大学大学院原子核工学専攻
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