3. 肝 CT における、最適な造影法の一考察 (第三報)(CT-1 高速 CT・臨床応用)
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概要
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体重1Kg当たりに使用する造影剤量の検討について、造影剤注入開始80秒から150秒間では、プロキロ2.0ml群は、1.75ml及び1.5ml郡に比べ、有意な高値を示した。プロキロ1.75mlと1.5mlの間には、有意差を認めなかった。EU値30以上の造影効果が70秒間保てる確率は、プロキロ2.0mlでは、98%であり、プロキロ1.5mlの84%に比べ, 14%検査確率が上がるので、プロキロ2.0ml注入することが有効であると考える。当院においては、検査確率が98%の検査を施行したい為、トータルスキャンタイムからプロkg量を決定する。(トータルスキャンタイム33Sec以下ならプロキロ1.5ml、33Sec以上ならばプロキロ2.0ml使用)又トータルスキャンタイムが長い機種においては、EU値を高く保つ時間を長くする為に、プロキロ量を増す必要があると考える。
- 社団法人日本放射線技術学会の論文
- 1992-08-01
著者
-
佐藤 雄一
私立学校教職員共済組合
-
雨宮 伸司
私立学校教職員共済組合
-
濱野 純行
私立学校教職員共済組合
-
山崎 雅代
私立学校教職員共済組合
-
大石 真砂美
下谷病院
-
大石 真砂美
私立学校教職員共済組合下谷病院
-
杉淵 健造
私立学校教職員共済組合下谷病院
-
杉渕 健造
下谷病院
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