27. 冠動脈造影における DIGITEX2400CX のモニタ画像の改良と使用経験について(装置・器具シネ撮影-2)

概要

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1、心臓領域において従来のDHCを改良することにより防止できなかったハレーションに対し特に有効でありまたモニタ画像での臨床上の診断能が向上した。2、従来のAWCに改良を加えることによりモニタ画像に対し、いつも安定したWindow, Center値を得ることができた。3、モニタ画像に改良をくわえることにより、観察しやすくなったが、シネフィルムの撮影に対してフィルタ操作によるハレーション防止を忘れてはいけない。4、DIGITEX2400CXにおいて、従来の高精細デジタルアンギオシステムを改良することにより、より精度の高いモニタ画像を得ることができた。例えばハレーションが防止されることにより肺野に近接した血管が描出され、より細いガイドワイヤやステントガモニタ画像でよく観察できるようになった。これからもInterventional Angiogramの発展に伴ったより精度の高いモニタ画像の追及に対応すべく改良、検討をして行きたいと思う。
公益社団法人日本放射線技術学会の論文
1994-08-01