399. 近畿地区国立病院・療養所における胸部撮影 : 1. 現像処理システムと使用フィルムについて(自動現像機-2 現像処理システム)
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概要
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潜像退行現像を排除した条件でセンシトメトリーを実施し以下の様にまとめられる。(1) 管内32施設間での自現機のバラツキは82年に比べて減少している。(2) この原因は自現機・感材系の性能向上もあるが、施設におけるQC技術の向上も大きい。(3) 新液交換によりこのバラツキは一層縮少された。よって、同様な目的の実験を行う場合、新液による方法が適切であろう。(4) 施設間の感度差は約1.5倍あった。胸部用フィルムでは1.6倍(オルソ除く)であった。(5) 感度の低い施設は総じて平均階調度も低かった。(6) 感度には現像温度が一番の影響を与えていた。(7) 現像条件の感度差も視野に含め、被曝線量の実測が必要とされる。
- 公益社団法人日本放射線技術学会の論文
- 1993-08-01
著者
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